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「中小事業主掛金納付制度」 中小企業の従業員の老後資金作りに国も真剣になってきた
2018.06.08
●中小事業者掛金納付制度が2018年5月から始まりました。
・この制度は、会社が従業員の老後資金作りを応援することが目的です。
・具体的には、iDeCo(個人型確定拠出年金)に加入している従業員、これから加入する従業
員に対して、会社が掛金を上乗せすることができる制度です。
・従業員は、個人負担の掛金と会社上乗せ掛金の合計額で老後資金をより多く準備できます。
・上乗せ掛金は、従業員においては給与課税されず、会社においては損金に算入できます(個
人負担の掛金は給与から天引きされます)。
●この制度が使える主な条件は以下のとおりです。
・従業員が100人以下であること。
・企業型確定拠出年金、確定給付企業年金、厚生年金基金のいずれも実施していないこと。
・従業員と会社がこの制度導入に同意していること。
・掛金の額は、個人負担分と会社上乗せ分の合計で月23,000円以下であること。
・従業員個人がiDeCo(個人型確定拠出年金)に加入すること。
●「人生100年時代」における福利厚生制度
人生不安(老後や病気など)の軽減を図ることにより従業員に思う存分仕事をしてもらう。そんな環境作りための福利厚生制度がこれからの時代に求められるのだと思います。