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新型コロナによる資金繰り～小規模企業共済・経営セーフティ共済にできること～
2020.03.05
●できること
新型コロナウイルス感染症による経営不安。さしあたりは何といっても資金繰りです。小規模企業共済・経営セーフティ共済に加入している役員・会社が、資金繰りを改善したいときに「これらの共済にできること」をまとめました。
| 共済 | できる | 概要 | 備考 |
| 小規模企業 共済 | 一般貸付制度 | 迅速に事業資金を借入れできる制度です。掛金の範囲内（掛金納付月数により掛金の7～９割）で、10万円以上2,000万円以内（5万円単位）で借入れをすることができます。 | 随時受付 |
| 小規模企業 共済 | 緊急経営安定貸付 | 経済環境の変化等に起因した一時的な売上の減少により、資金繰りが著しく困難なときに、経営の安定を図るために事業資金を低金利で借入れできる制度です。掛金の範囲内（掛金納付月数により掛金の7～9割）で、50万円以上1,000万円以内（5万円単位）で借入れをすることができます。 | 上記の一般貸付より利率が低いですが、売り上減少の程度などに一定の条件があります。 |
| 経営セーフティ共済 | 一時貸付金 | 取引先事業者が倒産していなくても、臨時に事業資金を必要とする場合に、解約手当金の95%を上限として借入れできる制度です。 | 随時受付 |
（注）中小企業退職金共済（中退共）には貸付制度はありません。
●詳しくは
中小企業基盤整備機構のホームページの「共済制度」でご確認ください。