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贈与財産別の手続きと費用 2021.01.14
●お伝えしたいこと
・贈与財産にかかる手続きや費用（贈与税は除きます）は財産の種類により様々です。
・贈与が、相続税軽減目的の場合は手続き・費用は少ない方が好ましく、遺産分割目的の場合はそれらにとらわれないで決めることが必要です。
●贈与財産別の手続きと費用（一般的なケース）
| 財産種類 | 手続き | 費用 | |
| 贈与の契約 | 契約の履行 | ||
| 預金 | 贈与契約書作成 | 受贈者の銀行口座へ振込 | 振込手数料（0円～数百円程度）、税理士報酬（贈与税申告） |
| 土地・建物 | 贈与契約書作成 | 所有権移転登記 | 登録免許税（固定資産税評価額の2％）、不動産取得税（土地は固定資産税評価額の1.5％・建物は同3％または4％）、司法書士報酬（登記）、税理士報酬（土地建物評価・贈与税申告） ＊不動産取得税の上記税率は令和3年3月末までだが、令和3年度税制改正大綱に延長が盛り込まれている |
| 非上場株式 | 贈与契約書作成 | 株式譲渡承認請求及び承認、株式名簿と法人税申告書別表二の書換、株券の書換（株券発行会社のみ） | 司法書士報酬（譲渡承認請求等）、税理士報酬（株価評価・贈与税申告） |
| 上場株式 | 贈与契約書作成 | 受贈者の証券口座へ移管手続き | 口座間移管手数料（1銘柄0円～数千円程度）、税理士報酬（贈与税申告） |