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不動産を買うと相続税が下がる理由(借入金で購入編) 2022.04.25
●お伝えしたいこと
相続税が下がる理由は、不動産の購入で相続税の課税対象額が小さくなるからです。不動産とは土地と建物ですが、いずれにも同じ効果があります。
●相続税の課税対象額が小さくなるからくり
土地は時価(購入価格)ではなく路線価が、建物は建築費ではなく固定資産税評価額が、相続税の課税対象額になります。そして、これらは次のように時価(購入価格)や建築費よりも安く設定されています。
・路線価(土地)…時価の8割程度
・固定資産税評価額(建物)…建築費の6~7割程度
●簡便化した計算例
お金1億円を所有している人が時価1億円の土地を全額借入金で購入した場合
・購入前の課税対象額
お金1億円
・購入後の課税対象額
お金1億円+土地0.8億円+借入金▲1億円=0.8億円
お金1億円を所有している人が時価1億円の建物を全額借入金で建築した場合
・建築前の課税対象額
お金1億円
・建築後の課税対象額
お金1億円+建物0.6~0.7億円+借入金▲1億円=0.6~0.7億円