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マンション買うと4000万円節税? R5改正にマンション評価適正化が明記されたわけ 
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023.03.03

●お伝えしたいこと
令和5年税制改正大綱にタワマンを含むマンションの相続税評価について適正化が明記されました(具体的な評価ルールの決定時期は未定です)。評価の適正化が必要な理由はマンションの値上がりが他の不動産よりも著しいために市場価格と相続税評価額との乖離が大きい状況が続いているからです。

●データで見る値上がり率
国土交通省公表の不動産価格指数データによると2010年を100とした場合、2022年の価格指数は戸建て住宅が110~120なのに対してマンションは190程度になっています。

●マンション買うと4000万円の相続税節税?
国税庁の資料に掲載されたあるマンションで試算してみるとそうなっておかしくありません。
資料に掲載されたマンションは以下のとおりです。
・概要 東京都内に所在、43階建ての23階、築9年、専有面積67.17㎡
・乖離 市場価格=1億1900万円 相続税評価額=3720万円

上記を前提に試算してみます。
まずこのマンションを市場価格で買うと相続税の課税対象が8180万円減ることになります。
・課税対象の減少額=相続税評価額3720万円-市場価格1億1900万円=▲8180万円

次に課税対象が減ると相続税も減るわけですが税率を50%とすると減る相続税は4090万円になります。
・減る相続税=課税対象の減少額▲8180万円×相続税率50%=▲4090万円

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