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新NISAの利用動向から見た年金保険の必要性 2025.02.17
●お伝えしたいこと
余裕資金の多くを新NISAに投入している人が少なくないかもしれません。もしそうだとしたら長期間の株式下落相場が到来した場合は余裕資金がそのまま減少することになります。
したがって下落相場でも影響を受けない「もう一つの余裕資金」を持っておくと安心です。そのために親が手助けして生命保険を活用する方法もあります。例えば次のような契約です。
・親が保険料を負担して親が契約者となる「子を被保険者とする定額年金保険」
・親からの保険料贈与で子が契約者となる「子を被保険者とする定額年金保険」
変額年金保険だと新NISAの投資対象と同じ値動きをすることが多いので、上記のコンセプトで加入する場合は定額年金保険がいいと思います。定額であれば外貨建て年金もいいです。
●新NISAの利用動向
2025年2月12日に日本証券業協会から公表された「新NISA開始1年後の利用動向に関する調査結果(速報版)」では次のような結果でした。これらはあくまでも平均値なので断定はできませんが、余裕資金の多くを新NISAに投入している人も少なくないと推測します。
・2024年における新NISAでの平均購入額
つみたて投資枠(年間120万円まで)は47.3万円、成長投資枠(年間240万円まで)は103.3万円
・2024年における新NISAの利用者の年収分布
年収300万円未満が39.7%、同300万円~500万円未満が27.7%、これらの合計67.7%